こんにちは!GRASPANCの三浦です。

今回は「マーケティング」について考えていきたいと思います。

「マーケティングって何をすること?」「やったことがないから分からない」という方は参考にしていただければと思います。

1.「マーケティング」のカバーする範囲(意味)は広い

「マーケティング」という言葉には、多くのコト、意味が含まれています。市場調査もマーケティングですし、チラシを使って広告宣伝活動をすることもマーケティングといえます。そして、広告宣伝活動の結果を分析することもマーケティングです。

これらのことを抽象化していき、一言で「マーケティングとは?」に答えるとすると、「商品・サービスを売っていくために必要なあらゆる活動」といえるかもしれません。

2.商品・サービスを売っていくためには何が必要か?

では、商品・サービスを売っていくためには何をする必要があるのでしょうか。

これも、商品やサービスによってさまざまなので一概には言えませんが、抽象化すると以下のことをする必要があるように思います。

①ターゲット顧客を明確にする

 まずは、作った商品・サービスが、どのようなお客様に向けたものなのか、を明確にしましょう。

②商品・サービスの価値と強みを明確にする

 ターゲットを明確にしつつ、商品・サービスの価値と強みも明確にしていきます。ターゲットが「価値がある」と感じる「価値」にする必要がありますし、競合と比べて「強み」だと感じる「強み」を明確にしていかなければいけません。

 逆に言うと、「価値だ」「強みだ」と感じてもらえるお客様を、ターゲット顧客として設定する必要があるとも言えますので、①と②は同時に考えていくイメージですね。

③競合やフィールド・環境を明確にする

競合も、②の「強み」を明確にするときに必要となってきますので、同時に行うようなイメージです。また、どのような場所で商品・サービスを提供するのか、も明確にします。

この①~③までは、下記の記事で詳しく論じていますので、参考にしてください。

第3回 売れる商品の条件①:商品・サービスの「価値」について考えてみよう!
第4回 売れる商品の条件②:「顧客ターゲット」を具体的に決めよう!
第5回 売れる商品の条件③:「競合」について改めて考えてみよう!
第6回 売れる商品の条件④:商品・サービスの「強み」を作ろう!

④ ①~③で勝負ができるという数字的根拠を調べる

どのようなお客様に、どのような価値を提供し、どういった競合商品と戦っていくのか、が明確になったら、その戦略で本当に勝負ができそうか、の調査を行っていきます。

例えば、「65歳以上の女性をターゲットにする」と決めたのに、設定したフィールドに65歳以上の方があまりいないのであればそれは勝負ができるとは言えないですし、自分が提供したい!と思った価値が、お客様に価値だと思われていなければ、それは価値だとは言えない、ということになります。

自分が「この商品(サービス)は絶対に売れる。なぜなら〇〇〇は……だし、△△△は□□□」だからだ」ということを、ヌケモレなく言えるように、統計調査の結果を用いたり、アンケート調査を行ったりして、分析し、数値化するということです。

このような調査・分析は、1度行ったら終わりではなく、定期的に行うほか、何か新しいことを始めるときには都度行う必要があります。

⑤お客様に伝えていく

数値的根拠が持てたら、その分析結果と①~③の内容をもとに、最適な手段で、商品・サービスの価値や魅力をお客様に伝えていきます。

これは、ホームページやチラシを用いて広告していったりするということですね。うまく伝えるためには、魅力が伝わるセールスレターを作る必要があります。

大きく分けると上記のような形になります。

私が書いているこれまでのブログを読まれている方はお気づきかと思いますが、「売れる商品の条件①~⑥」をすべて網羅する必要があるということですね!

今回の記事はこれで終わりにしようと思います。 今後このマーケティングについて、具体的な話をブログで行っていきたいと思いますので、ぜひそちらもご参考ください。